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ワゴンRの中古が安い理由|購入前の注意点までわかりやすく解説

中古ワゴンRの外装状態を購入前に確認する日本人男性

こんにちは、ワゴンRラボのヒロです。

中古車サイトでワゴンRを探すと、思っていた以上に安い車が並んでいて、「これ、本当に買って大丈夫なのかな」と手が止まることがあります。私が乗っているMH23Sも中古で購入した1台です。結果として長く乗れていますが、中古車にはやはり当たり外れがあり、同じワゴンRでも前のオーナーの扱い方や整備状態で中身は変わります。

ワゴンRの中古が安い主な理由は、長年たくさん売れて中古市場の流通量が多く、古い年式から新しい年式まで選択肢が広いからです。安いこと自体が欠陥の証拠ではありません。ただし、相場より極端に安い車には必ず何らかの背景があります。この記事では、値札の向こう側にある理由を一つずつ見ながら、買ってよい車と慎重に考えたい車の違いをお伝えします。

この記事でわかること

  • 中古ワゴンRが安く流通する主な理由
  • 安い車を買ってもよい判断基準
  • 修復歴や整備状態など購入前の注意点
  • 支払総額と購入後の費用を比べる方法

ワゴンR中古が安い結論

ワゴンRの安さは、車種全体に重大な欠陥があるからではありません。供給量、年式、走行距離、グレード、装備、地域など、複数の条件が重なって価格が下がっています。まずは「安いワゴンRは危険」という先入観を外し、目の前の1台に安い理由があるかを見ていきましょう。

安さは欠陥を意味しない

ワゴンRは1993年の初代発売から長く販売され、国内累計販売台数も多い軽自動車です。中古市場には古い世代、高走行車、ベースグレード、4WD、高装備車まで幅広く流通しています。選択肢が多ければ、価格の低い車も目立ちやすくなるもの。希少車のように台数の少なさで価格が上がる車とは、そもそもの市場環境が違います。

また、軽自動車は新車価格が普通車より低く、年数が進んだときの中古価格も低く見えやすい傾向があります。だからといって、安いワゴンRがすべて故障寸前という話にはなりません。価格ではなく、安くなった理由と現在の状態が釣り合っているかが判断の中心です。

黒いワゴンR MH23Sのフロント正面

黒いワゴンR MH23Sのフロント正面

極端な安さには理由がある

一方、同じ年式、似た走行距離、同程度の装備なのに、1台だけ明らかに安いなら注意が必要です。修復歴がある、車検が近い、保証がない、内外装の傷が多い、タイヤやバッテリーの交換が迫っているなど、価格差の原因が隠れているかもしれません。

理由が「小さな傷を直さず販売するため」「不人気色のため」のように説明でき、あなたも納得できるなら候補に残せます。しかし、販売店へ尋ねても答えが曖昧な車は急いで契約しないほうが無難でしょう。中古車の安さは魅力ですが、説明できない安さは安心材料になりません。

ポイント

中古ワゴンRは、安いから避けるのではなく「なぜこの価格なのか」を確認して選びます。年式や傷など目に見える理由で納得できる車と、修復歴や整備不足が疑われる車を同じように扱わないことが大切です。

中古ワゴンRが安い理由

中古価格を決めるのは、車の状態だけではありません。市場に何台あるか、どの世代が多いか、買い手がどんな装備を求めているかでも変わります。ワゴンRならではの事情を知ると、安さを必要以上に怖がらずに済みますよ。

流通台数がとても多い

ワゴンRは長期間にわたって販売されてきた定番車なので、中古車サイトには多数の在庫が並びます。下取りや買取で市場へ戻る台数も多く、同じ予算帯で比較できる候補が豊富です。売り手からすれば、似た条件の車がほかにもあれば、強気の価格を付け続けにくくなります。

中古車販売店に並ぶ多数のワゴンRを想定した軽トールワゴン

中古車販売店に並ぶ多数のワゴンRを想定した軽トールワゴン

年式と走行距離の幅が広い

検索結果には、10年以上前の車と比較的新しい6代目が同時に表示されます。すると、古い年式や10万kmを超えた車の低い価格が目に入り、「ワゴンRの中古は全体的に安い」という印象になりがちです。しかし、年式や走行距離をそろえれば、価格差の見え方は変わります。

走行距離が多い車は価格を抑えやすいものの、10万kmになった瞬間に寿命を迎えるわけではありません。反対に、走行距離が少なくても長期間動かしていない車や、短距離走行ばかりでオイル管理が不十分だった車もあります。メーターの数字は入口であって、車の健康診断そのものではないということです。

ワゴンR MH23Sの速度計とトリップメーターが表示されたメーターパネル

ワゴンR MH23Sの速度計とトリップメーターが表示されたメーターパネル

グレード差が価格に出る

同じ年式のワゴンRでも、自然吸気かターボか、ガソリン車かマイルドハイブリッドか、2WDか4WDかで相場は変わります。過去のスティングレーやカスタム系は外装や装備が充実しており、標準系のベースグレードより高くなることがあります。安全装備、全方位カメラ、ナビ、アルミホイールなどの有無も価格差の要因です。

安いベースグレードでも、近所の買い物や通勤が中心なら十分という人は多いでしょう。使わない装備へお金を払わずに済むので、むしろ合理的です。ただし、広告の車名だけではグレードを判別しにくい場合があります。型式、グレード、駆動方式、装備表まで確認してください。

人気装備で需要が分かれる

現在は後席スライドドアを備えた軽自動車の人気が高く、子どもの乗せ降ろしや狭い駐車場での使いやすさを求める人は、スペーシアやワゴンRスマイルなどへ流れます。通常のワゴンRの後席ドアはヒンジ式です。この違いにより、実用性が足りないからではなく、求められる装備とのずれで価格が抑えられることがあります。

色や地域でも相場が動く

白や黒などの定番色は価格が残りやすく、好みが分かれる色や色あせのある車は安くなる場合があります。また、雪の多い地域では4WDの需要が高まり、2WDとの価格差が広がることも。降雪地や沿岸部で使われた車は車体下部の腐食を確認し、遠方の車は陸送費や県外登録費用まで加えて比べましょう。

本体価格が安く見える

広告で最初に目へ入る車両価格と、実際の支払総額は同じではありません。中古車の支払総額は、車両価格に購入時に最低限必要な保険料、税金、登録関係の費用などを加えた金額です。ただし、県外登録、店頭以外への納車、希望した用品などは別途かかる場合があります。

価格表示の考え方は、自動車公正取引協議会「中古車の支払総額」で確認できます。支払総額が安くても、任意保険、陸送、希望ナンバー、購入者が選ぶ用品などは別枠になり得ます。比較するときは条件をそろえましょう。

世代別に安さを読み解く

ワゴンRの検索結果には複数の世代が並ぶため、型式を見ないまま価格だけ比べると判断を誤ります。ここでは中古市場で候補になりやすい4代目以降を、安さを見る観点から確認します。

世代 主な型式 発売時期 安さを見るポイント
4代目 MH23S 2008年 経過年数と消耗品を優先
5代目 MH34S・MH44S 2012年 充電系と整備履歴を確認
6代目 MH35S・MH55S・MH85S・MH95S 2017年 安全装備とグレード差を確認

発売時期は世代の開始年です。同じ世代でも改良時期やグレードによって装備が異なります。より詳しい特徴は「ワゴンRとは?特徴・種類・向いている人をわかりやすく解説」で紹介しています。

 

MH23Sは年数を重視

私が所有する4代目MH23Sは、価格を抑えて探しやすい世代です。ただ、2026年時点では最も新しい個体でも10年以上が経過しています。走行距離だけでなく、エンジンマウント、足回り、ハブベアリング、ベルト、エアコン、電動格納ミラーなど、年数で劣化する部品を見てください。

私の車が長く走れているからといって、すべてのMH23Sが同じ状態とは言えません。古い車は購入価格が低い一方、修理が重なると車両価格を超えることもあります。税金も初度検査から13年を超えると負担が増えるため、購入後の維持費まで含めた判断が必要です。

五代目は整備履歴を確認

5代目のMH34S・MH44Sは、4代目より新しく、6代目より購入価格を抑えやすい中間の候補です。とはいえ、初期の個体は経過年数が増えています。低走行という言葉だけで安心せず、オイル交換、バッテリー、冷却水、ブレーキなどが継続して整備されてきたかを確かめたいところです。

エネチャージやS-エネチャージなど、年式や型式で仕組みも異なります。アイドリングストップや充電系の警告、補機ベルト周辺の音がないかを確認しましょう。安い理由が年式だけなのか、整備が先送りされているのかで、購入後の負担はかなり変わります。

六代目は装備差を確認

2017年登場の6代目は、中古でも年式、グレード、走行距離の幅が広がっています。比較的新しいから全部同じと思いやすいのですが、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、全方位カメラ、マイルドハイブリッドなどの有無は車両ごとに違います。

家族を乗せる、高速道路を使う、安全装備を重視するという人は、最安値より装備内容を優先したほうが納得しやすいでしょう。反対に、近距離中心で必要な装備が少ないなら、標準系や自然吸気車の価格の低さを生かせます。安いか高いかではなく、必要な機能に対して価格が合っているかを見るわけです。

安い車を買ってよい基準

中古ワゴンRは、安さの根拠が見え、購入後の負担を想像できるなら十分候補になります。ここからは「この車なら話を進めてもよさそう」と判断するための基準を具体的に見ていきます。

理由を説明できる車

買ってよい安さは、年式が古い、走行距離が多い、小傷を直さず販売する、車検残が短い、不人気色といった理由を販売店が具体的に説明できる安さです。あなた自身も、その条件ならこの価格になると納得できる状態が理想でしょう。

反対に、「キャンペーンだから」「今日だけ安い」と契約を急かされ、修復歴や整備内容への質問に答えてもらえない場合は、一度持ち帰ってください。中古車は同じ個体が二つとないので焦る気持ちは分かります。それでも、分からない点を残したまま買うより、次の1台を待つほうが結果的に早いこともあります。

記録簿が残っている車

私自身、中古は前のオーナーがオイル交換などの手入れをしていたかで、故障の出方も変わっただろうと感じています。記録が残っていれば、購入前に確認できます。……と言いながら、私は買うときにきちんと確認しませんでした(笑)。結果はよかったものの、今なら真っ先に見る項目です。

点検整備記録簿では、点検を受けた時期、走行距離、交換部品などを追えます。記録簿がないだけで即座に悪い車とは言えませんが、履歴が分からない分だけ現車確認の比重は上がります。オイルフィラーキャップ周辺の汚れや漏れ、冷却水、ベルトの状態などを整備士に見てもらうと安心です。

ボンネットを開けて確認したワゴンR MH23Sのエンジンルーム

ボンネットを開けて確認したワゴンR MH23Sのエンジンルーム

ヒロ
ヒロ
中古車は「ワゴンRだから丈夫」と車名で決めるより、目の前の1台がどう扱われてきたかを見るほうが大切です。私は記録簿を確認せずに買いましたが、これから選ぶなら同じ賭けをする必要はありませんよ。

支払総額で納得できる車

車両価格が安くても、諸費用を加えた支払総額で差がなくなることがあります。候補同士を比べるときは、登録地域、納車方法、車検の有無などの条件をそろえ、見積書の内訳を確認してください。必須ではない保証、コーティング、用品が追加されていないかも見ます。

中古車検索サービスで、年式・走行距離・支払総額をそろえて比べると、1台だけ安いのか、その世代全体が安いのかを見分けやすくなります。掲載価格や在庫は日々変わるため、金額は固定の相場ではなく、その時点の比較材料として扱いましょう。

保証内容が明確な車

古いワゴンRでは、保証の有無と範囲が購入後の安心感を左右します。「保証付き」と書かれていても、期間、走行距離、対象部品、免責金額、修理できる場所は販売店ごとに異なります。エンジンやCVTが対象でも、エアコンや電装品は対象外というケースも考えられます。

購入前に確認したい注意点

相場より安いワゴンRでは、値段の話だけでなく車の履歴と現在の状態を確認します。すべてを自分で見抜く必要はありません。分からない項目は販売店や自動車整備士へ質問し、回答を見積書や状態表と照らし合わせてください。

修復歴と冠水歴

修復歴は、車体の骨格に当たる部位を修正または交換した履歴です。バンパーの小傷を直しただけの車と、骨格を修理した車は同じではありません。修復歴ありの車が必ず走れないわけではないものの、修理箇所、修理状態、直進性、安全面への影響を慎重に確認する必要があります。

冠水歴はさらに見落としたくない項目です。室内の不自然な臭い、シートレールやボルトの錆、床下の泥、電装品の不具合などが手がかりになりますが、一般の人が完全に判断するのは困難です。修復歴や冠水歴の説明を書面で確認し、疑いが残る車は専門家へ相談しましょう。

中古ワゴンRの購入前に整備士が車体下部を点検するイメージ

中古ワゴンRの購入前に整備士が車体下部を点検するイメージ

注意ポイント

相場より極端に安いのに、修復歴、冠水歴、整備履歴について明確な説明がない車は慎重に判断してください。安さだけで契約せず、注文書と車両状態表の記載まで確認しましょう。

オイル管理とエンジン

エンジンオイルの交換が長く行われていないと、内部の汚れや摩耗につながります。整備記録簿の交換履歴を確認し、エンジン周辺のオイル漏れ、白煙、焦げたような臭い、始動時の大きな異音がないかを見てください。交換目安は型式や使用条件で異なるため、現車の取扱説明書が優先です。

CVTと走行中の異音

CVT車は、発進するときの遅れ、大きな振動、回転だけ上がって速度が付いてこない感覚、うなり音などがないかを試乗で確認します。ただし、車種や制御による通常の感触もあるため、短い試乗だけで故障と決めつけてはいけません。違和感があれば同型の別車と比べ、整備士に診断してもらってください。

5MT車なら、クラッチのつながる位置、滑り、ギアの入り方、異音を確認します。どちらも修理費が大きくなる可能性がある部位です。「少し気になるけれど安いから」と飲み込まず、納車前整備の範囲や保証対象かを明らかにしておきましょう。

錆と足回りの状態

外装がきれいでも、車体下部に錆が進んでいることがあります。サイドシル、フェンダー周辺、足回り、マフラーなどを確認し、表面の軽い錆なのか、部材が薄くなるほどの腐食なのかを整備士に判断してもらいましょう。雪国で融雪剤の影響を受けた車や、沿岸部で使われた車は特に注意したい部分です。

試乗中に段差を越えたときのゴトゴト音、速度に合わせて大きくなるうなり音、ハンドルのぶれがあれば、サスペンションやハブベアリングなども確認します。古い車では消耗品の交換は自然ですが、その費用を購入直後に誰が負担するかが大切です。

エアコンと電装品

エアコンは冷風が出るかだけでなく、温度が下がるまでの時間、風量、異音、臭いも確認します。購入時期が冬だと冷房の不調を見落としやすいので、外気温が低くても販売店へ作動確認を依頼してください。コンプレッサーなどの修理は、安く買えた差額が消えるほどの負担になることがあります。

電動格納ミラー、パワーウインドー、キーレス、ワイパー、オーディオ、カメラ、センサーも一つずつ動かします。社外品が付いている場合は、正しく作動するか、取扱説明書があるかを確認しましょう。小さな不具合でも複数重なると、意外に気持ちよく使えません。

タイヤとバッテリー

タイヤは残り溝だけでなく、側面のひび、製造年、4本の銘柄、偏摩耗を見ます。溝が残っていても年数が進み、ゴムが硬くなっていれば交換を考える必要があります。偏摩耗は空気圧だけでなく、足回りや車体のずれが関係する場合もあるため、原因まで尋ねてください。

ワゴンR MH23Sの後輪タイヤと純正ホイール

ワゴンR MH23Sの後輪タイヤと純正ホイール

12Vバッテリーは消耗品です。交換年月、始動時の勢い、点検結果を確認します。マイルドハイブリッド車には一般的な12Vバッテリーとは別にモーター補助用のリチウムイオンバッテリーがあるため、車名だけで交換費用を決めつけないでください。年式、型式、搭載システムを照合することが欠かせません。

リコール実施状況

ワゴンRでは過去に複数のリコールが届け出られていますが、対象は世代全体ではなく、型式、製造期間、車台番号などで分かれます。「同じMH23Sだから対象」「同じ年式だから対象外」とは判断できません。購入候補の車検証にある車台番号で確認します。

スズキの「リコール等対象車両検索」では、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの対象と実施状況を車台番号から確認できます。未実施なら、納車前に対応するのか販売店へ聞いてください。公式情報の探し分けは「ワゴンRの公式情報はどこで調べる?」でもまとめています。

現車確認と試乗の進め方

写真と広告だけで分かることには限界があります。可能なら明るい時間帯に現車を見て、エンジン始動から一般道での試乗まで確認しましょう。遠方販売で現車を見られない場合は、追加の写真や動画、状態表を依頼します。

車が冷えた状態で始動

販売店へ事前に連絡し、できればエンジンをかける前の冷えた状態から見せてもらいます。冷間始動では、始動性、最初の異音、白煙、アイドリングの安定などを確認しやすいからです。すでに暖機された状態しか見られない場合は、その理由を聞いてみましょう。

ボンネットを開けるときは、熱い部分や回転部分へ手を近づけないでください。自分で分からない音やにじみを無理に判断せず、販売店の整備担当者に説明してもらいます。できれば質問への回答をメモし、見積書や保証内容と一緒に残しましょう。

警告灯とメーター

キーをオンにした直後は、システムの自己点検で複数の警告灯が点灯するのが一般的です。エンジン始動後に消えるかを確認してください。始動後もエンジン、ABS、充電系などの警告灯が残る場合は、原因が解消されるまで契約を急がないほうが安心です。

エンジン始動前に警告灯が点灯しているワゴンR MH23Sのメーターパネル

エンジン始動前に警告灯が点灯しているワゴンR MH23Sのメーターパネル

走行距離表示だけでなく、メーター交換歴の有無も確認します。広告、点検記録簿、車検証の記録と距離の流れが自然かを見ましょう。警告灯を消しただけでは原因が直っていない場合もあるため、診断や修理内容の説明が必要です。

低速から一般道を試す

試乗では、発進、低速走行、右左折、段差、ブレーキ、可能なら少し速度を上げた場面まで試します。ハンドルをまっすぐ保ったときに左右へ流れないか、ブレーキ時に違和感がないか、速度に応じた異音が出ないかを確認してください。

ラジオやオーディオは止め、販売員にも少し静かにしてもらうと音を聞き取りやすくなります。短い試乗で判断できないなら、同じ型式の別車にも乗ってみるのがおすすめです。詳しい現車確認項目はワゴンR中古車の選び方でまとめています。

 

評価書も判断材料にする

自分で外装や骨格の状態を見分ける自信がない場合は、第三者機関による車両検査結果や車両状態評価書が付いた中古車も候補になります。一定の基準で外装、内装、修復歴などを確認した情報があれば、離れた車同士も比較しやすくなります。

第三者機関の車両検査結果が付いた中古車を探すことは、情報不足を補う一つの方法です。ただし、評価書は将来の故障を保証するものではなく、検査日以降の変化まで示すものでもありません。現車確認、整備記録、保証と組み合わせて使いましょう。

安さで失敗しない比べ方

候補を見つけたら、値札の小さい順に並べるのではなく、条件をそろえて比べます。安い1台を探すより、納得できる数台を残して違いを見るほうが、購入後の後悔を減らしやすくなります。

条件をそろえて在庫比較

まず、世代または型式、年式、走行距離、グレード、2WD・4WD、修復歴、車検残、保証の条件をそろえます。そのうえで支払総額を比較すると、相場から離れた車が見えます。写真の枚数や説明の詳しさも、販売店が情報をどこまで開示しているかを見る材料です。

最初から1台に決めず、少なくとも複数の候補を見比べてください。気になる中古ワゴンRの在庫へ問い合わせ、整備記録簿と保証内容を確認すると、広告だけでは分からなかった価格差の理由を確かめられます。問い合わせへの答え方も比較の一部です。

購入後一年の費用を足す

購入後1年間に車検、タイヤ、バッテリー、オイル、ブレーキなどの交換が重なりそうなら、見込み費用を支払総額へ足します。例えば車両価格が数万円安くても、納車直後にタイヤ4本とバッテリーを交換すれば、別の車より高くつくかもしれません。

修理費や部品代は、年式、地域、部品の種類、工賃で変わります。正確な見積もりは販売店や整備工場へ依頼してください。古い個体では、予定外の故障に備える予備費も残しておきましょう。予算を全部購入代へ使い切らないことも、中古車と気楽に付き合うコツです。

販売店の説明も比較

車の状態が近ければ、最後は販売店の説明、納車前整備、保証、購入後の対応で選びます。質問に対して具体的な答えがあり、状態表と説明が一致し、不明点も不明と伝えてくれる店は話を進めやすいでしょう。

反対に、見積もりを出さない、不要な用品を外せない、修復歴の説明が変わる、契約を急かすといった対応には注意してください。車だけでなく、誰から買うかも中古車選びの一部。少し遠回りに見えても、納得して相談できる販売店を選ぶ価値はあります。

ヒロ
ヒロ
私は中古のMH23Sに長く乗れているので、安い中古ワゴンRを否定する気はまったくありません。ただ、結果がよかった経験と、購入前の確認を省いてよいことは別です。安さの理由を聞けるだけ聞いてから決めてくださいね。

ワゴンR中古のよくある質問

最後に、中古ワゴンRの安さや購入判断について出やすい疑問へ、短く回答します。

Q. ワゴンRの中古はなぜ安いのですか?

A. 長年にわたり多く販売され、中古市場の流通量が多いことが主な理由です。古い年式、高走行車、ベースグレードまで同じ検索結果に並ぶため、安く見えやすくなります。安さだけで車種全体に欠陥があるとは判断できません。

Q. 安い中古ワゴンRを買っても大丈夫ですか?

A. 年式、走行距離、小傷、車検残など、安い理由が明確で、整備状態と支払総額に納得できるなら候補になります。相場より極端に安いのに修復歴や整備内容の説明が曖昧な車は、契約を急がないでください。

Q. 走行距離10万kmのワゴンRは避けるべきですか?

A. 10万kmが一律の寿命ではありません。オイル管理、冷却系、CVT、足回り、錆などの状態で判断します。低走行でも整備不足や長期放置の車はあるため、距離だけでなく記録簿と現車を確認しましょう。

Q. 修復歴ありのワゴンRは買わないほうがよいですか?

A. 修理箇所、修理状態、価格、保証によって判断は変わります。ただ、骨格修理の影響を一般の人だけで見極めるのは難しいため、車両状態評価書を確認し、販売店や自動車整備士へ相談するのが安心です。

Q. 中古車は本体価格と支払総額のどちらで比べますか?

A. 基本は支払総額で比べます。さらに、県外登録や陸送、任意保険、希望する用品、購入後1年以内に必要な消耗品の費用も加えてください。同じ条件にそろえると、本当に負担が少ない車を判断しやすくなります。

安さの理由を確かめて選ぼう

中古ワゴンRが安い主因は、長く大量に販売されて流通量が多く、年式、走行距離、グレードの幅も広いことです。安いこと自体は、故障が多い証拠ではありません。大切なのは、価格だけを見て飛びつかず、なぜ安いのかを自分の言葉で説明できるところまで確認することです。

ポイント

  • 同じ型式や年式の複数台を支払総額で比較する
  • 修復歴、冠水歴、整備記録簿を確認する
  • 冷間始動と試乗で音や動きを確かめる
  • タイヤやバッテリーなど購入後の交換費用を足す
  • リコール実施状況を車台番号で調べる

安く買えた分を必要な整備へ回し、自分の使い方に合う1台と長く付き合えたなら、中古ワゴンRはかなり現実的な選択だと思います。ぜひこの記事を参考に、値札の安さだけではなく、安い理由まで納得できる1台を見つけてくださいね。

あなたのワゴンR選びが、安心できて楽しいものになりますように。応援しています!

メモ

本記事は中古ワゴンR選びに関する一般的な情報です。車両の状態、価格、保証、必要な整備、リコール対象は個体ごとに異なります。正確な情報はスズキ公式サイトや販売店で確認し、最終的な判断は自動車整備士などの専門家にご相談ください。

  • この記事を書いた人

ヒロ

はじめまして。ワゴンRラボ管理人のヒロです。
車にものすごく詳しいわけではありません。 むしろ、分からないことがあると心配になり、納得できるまでつい調べてしまう、ごく普通のワゴンR乗りです(笑)。
せっかく調べたことなら、同じように困っている方にも分かりやすく伝えたい。 そんな思いで、このワゴンRラボを運営しています。
難しい話はできるだけやさしく、迷ったときには次の一歩が見えるように。 少し慎重で調べもの好きな私が、どんな思いでこのサイトを始めたのか。

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